推しの墓場

なんで推しってすぐ死ぬの?

出産レポ1

出産レポとタイトルに書いてありますけど、正しくは臨死体験だと思う。出産するにあたり、本気で死にかけた話をする。

 

私の通院している病院は、無痛分娩をやっていた。だが私が選んだのは普通分娩だった。

なんで無痛分娩やっている病院で、普通分娩なのか?

それは妊娠初期の頃に出産病院について話した際、無痛分娩に対して謎の助産師の「やりたくない」という意志を明確に感じたこと、そして何よりも私が「一生に一度のことだし、女性しか耐えれないって聞くし一回体験しよう」と思っていたからであった。

 

はい、注目。

ここが間違い。

 

いいか、ここテストに出すぞ。

 

 

体験しなくていい痛みは体験しなくていいんです。(某議員)

 

 

ほんっとうに死ぬぞお前ら。

その日は健診の日だった。数日前に粘膜栓という子宮の中に細菌を入れないための栓があるんだが、それが排出された。そして朝におしるし(少量の出血)こりゃ陣痛そろそろだなと思っていた。

ここで第六感を発動させる私。多分入院だわ。

 

ということで、念のため分娩室持ち込み用鞄を旦那に持ってもらい診察室へ。

 

医者「うーん、赤ちゃん下がってきてるし口も開いてるし…家に帰ってなんかあると嫌だから…入院がいいかなぁ…」

僕「そうなるかもと思って持ち込みカバン持ってきてあります。旦那に連絡して入院用の残りの鞄も持ってきてもらいますね。入院申込書などその他の書類もあります」

看護師「さすがですね…」

医者「おお…素晴らしいな…」

僕「へへ…」

 

ということでそのまま分娩室へGO!

その日はいい感じに陣痛が来ていた。分娩室に入ってからすぐに5分間隔。Twitterで痛みをつぶやける程度。

 

f:id:deslove:20220522214355j:image

 

この頃は余裕があった。しかし適度に陣痛が来ておりなかなか耐えるのが大変。

この時は耐えるしかないので当然助産師も旦那もいない。一人ぼっち。

この後昼過ぎになると一度休憩が入る。何故か陣痛が一度遠ざかるのである。10分以上時間が空き、さらに痛みも遠のいた。

 

この時多分休憩しておけってことだったんだと思う。この後の地獄を経験させるために。

 

 

本当の地獄はここからだ。

レポ2へ続く。