推しの墓場

なんで推しってすぐ死ぬの?

推しにかける情熱〜加入編〜

推しにかける情熱というものは、時に人を強くし、時に人を持っている能力以上の力を出させてくれるものである。

今回はグランブルーファンタジーにおいての私の推しである十天衆シス(以下タソ)にかける私の情熱の記録である。

 

まず、グラブルを知らない人に対して十天衆とはなんぞやというものを軽く説明しよう。

グラブルのキャラクターはR.SR.SSRとランクが決められており、加入させるためには簡単に言えばガチャを引けば良い。

300連もすれば天井が出来て好きなキャラも取得できる。なぁに、9万ほどの課金で必ず手に入るのである。fgoよりも良心的だ。

 

しかし、十天衆とは、ガチャ中心のソシャゲにおいて救世主と見せかけた悪魔。

ガチャ排出ではないSSRキャラたちである。

取得には何ヶ月かに一回行われる古戦場をひたすら走り、対応する武器を4つ集め、スキルレベルを上げ、必要素材を集める。

古戦場ではEXすら満足に走れない。その中でなんとかタソの武器を4つ手に入れた。

ここでまず回復剤(半汁)が1000個以上消えた。

 

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↑ほぼ必要素材はない状態からスタートだった。

 

ランクが高かったりすれば簡単に手に入る素材であるが、ランクが120なければ到底手に入らないようなキャラクターである。

 

私はランク90で加入を目指し、ランク100まで上げて1ヶ月で手に入れた。

 

ここでまずオーバーワークである。

さっきも言ったが、ランク100以上から着手し始め120あたりから加入させる(必要素材のために回るクエストが120あたりから解禁のため)

それを時間と、他に目を向けず直向きに見つめる推しへの情熱だけでクリアした。

 

タソ、お前のためなら俺は全てを捨てられる。

 

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そう、文字通り全てを捨てた。

 

強くなるために集めてきたもの全て投げ打って、タソに注ぎ込む。

当時11月か12月ごろにゼノコロゥが始まり、ありがたいことに虹星晶がボロボロ落ちた。ゼノコロゥの武器なんて目もくれずひたすらに虹星晶を集める日々。

そしてクエストを周回。古戦場から半汁1000個以上さらに消えた。

だが痛くも痒くもない。

だってタソのためだもん。

 

だが、武器ができてやっとこれでタソが仲間になったところで躓く。

 

フェイトエピソードのタソに勝てない。

 

そう、直向きに走りすぎた。走りすぎたのだ。

強い。やっぱ十天衆シス、強い。

全てを犠牲にした代償としてシスに勝てない体にされてしまった。

そして長らくシスはフェイトエピソードを放置されたまま私に舐めまわされる生活になるのだった。